2023年4月5日(水)~4月8日(土)
参加者:男4名 女3名 計7名
前回の中辺路に続いて小辺路を歩いてきました。この路は高野山と熊野本山という二大聖地を最短距離で結ぶ参詣道でおよそ70㎞の山岳道です。1000m級の峠を3つ越えるかなりハードなルートです。その上中2日は雨の中、ただただ黙々と歩くより他ない参詣道登山となりましたが、歩き通した満足感いっぱいでした。次は伊勢神宮から熊野三山の残りの一つ熊野速玉大社までの伊勢路です。
4/5・1日目:水ヶ峰越(高野山~大股 17,6㎞)
コースタイム:千手院橋10:35~10:57ろくろ峠~11:36薄峠~12:46大滝集落~15:16平辻の地蔵~16:10大股民宿
特に難しい所も、急登もなく歩きやすい道ばかりでした。高野山からのバスには外国人が多かったです。

熊野古道の入口 
ここから山道に入ります

薄峠 
白熱のジャンケン

スカイラインと合流 
しばらくはスカイラインを歩きます


アナコンダのような木

高野マキの樹林帯 

水ヶ峰分岐 

大股の宿に向かって
桜が出迎えてくれました

風呂から上がってまずは乾杯、鴨鍋に舌鼓 
4/6・2日目:伯母子峠越(大股~三浦口)15.9㎞
コースタイム:民宿7:00~7:19大股登山口~8:55桧峠~9:32伯母子岳~11:04水ヶ本茶屋跡~13:28三浦口登山口
予報通り雨です。おもったより小雨でラッキーでした。

萱小屋跡 
雨も上がって

雨の上がった樹林帯にはフィットンチッドがいっぱいです


今日は展望はありませんが日本200名山です

笑顔に無理が

平成23年の台風による大災害の爪痕が今も生々しく残っています 

三田谷登山口に下山

美味しい食事でした
4/7・3日目:三浦峠越(三浦口~十津川温泉)19.9㎞
コースタイム:
朝から雨😢。しかも三浦峠までは高低差700m。ところどころ石畳があったがあとはふかふか道で歩き易く、峠までは雨宿りするところもなかったのでひたすら歩きました。西中バス停からバスに乗るつもりがバスの時間より3時間も早く下山してしまったので十津川温泉まで8㎞あまり雨の中車道を歩きました。これが一番つらかったです。でも宿についてすぐ温泉に入れてやっと人心地つきました

この吊橋を渡って山道に入りました 
仲間と歩けば雨もまた楽し(?)

見事な巨木・自然のアートです

屋久杉に負けていません 

大きな大きな水たまり 

雨にけぶるヤマザクラ

山道から出ました

もうすぐ西中バス停。バスに乗るつもりだったのに、、、
4/8・4日目:果無峠越(十津川温泉~熊野本宮大社 15㎞)
コースタイム:民宿7:37~7:54果無峠登山口~8:22果無集落~10:13果無峠~12:08八木尾バス停~12:35道の駅奥熊野~13:25三軒茶屋跡~13:46ちょっと寄り道展望台~14:10熊野本宮大社
今回一番の急登から始まりです。果無集落で住民の方とおしゃべりしたり満開の花に癒されたりし果無峠まで標高差900mの登りです。八木尾バス停からはけっこう急な下りや滑りやすい所もあって注意を要しました。道の駅熊野に寄り道してお昼を食べて登山道に戻り、三軒茶屋跡で中辺路と合流。あとはなだらかな道を2㎞ほど歩いて本宮大社到着です。登山道沿いには33体の観音石仏が様々な表情で出迎えてくれました。

今日はお天気!! 
雰囲気のあるオブジェ

住む人もなき家に花は咲きけり 

民家の間に古道が通っています 

枝垂れ櫻 
山シャクヤク

古道を象徴する美しい景色です

果無峠。標高が高いのでちょっと寒いです。

果無峠にて・急登は終わりです

深山幽谷の中を流れる熊野川

中辺路との合流点

見晴台にて・オランダ人の青年と

熊野本宮大社到着です・さすが人が多いです。

大門をくぐって本宮大社の旧社地大斎原に向かって

雨アリ、陽射しアリ、美味しい食事アリで大満足の小辺路行脚でした。
























