入笠山(すずらんの湿原)

入笠山は南アルプスの北端にあり、その山頂(標高1955m)からは八ヶ岳、中央アルプス、北アルプス、御嶽・乗鞍の360度の大展望が広がります。また山麓の入笠湿原では、春から秋にかけて様々な草花が楽しめ、特にこの時期、約100万本の日本すずらんが咲き誇っています。

日 程:2022年6月11日(土)~12日(日)

参加者:男性6名、女性8名 計14名

行 程:

6/11 JR三宮駅7:30=(名神、中央道、恵那SA昼食、諏訪南IC下車)=15:00山彦荘(入笠湿原散策、宿泊)

6/12 山彦荘8:00~入笠花畑~9:10入笠山山頂9:30~10:30山彦荘11:00=(中央道諏訪南IC乗車、諏訪SA昼食、名神多賀SAで車解散)=17:00頃神戸

 3台の車に分乗し神戸を出発。雨雲に追いかけられるように高速道を急ぐも、一宮JCT周辺で大渋滞。なんとか雨に降られず、宿泊地の山彦荘に到着。しかも山彦荘は入笠湿原の真ん前。

日帰り登山者は、沢入登山口駐車場に駐車して約1時間歩きますが、宿泊者は山彦荘まで車両通行でき、楽々です。(ゴンドラでアカノラ山の山頂駅を経て入笠湿原に行く方法もあります)

入笠湿原散策

夕食までの間、しかも雨に降られる前に、入笠湿原を散策しました。湿原内は木道を歩きます。ところどころにせせらぎが流れ、池塘もあります。

木道沿いに、スズラン、クリンソウ、キンポウゲなどの花が咲いてます。

朝もやの入笠湿原

あいにくの天気で、夕焼け、星空、朝焼けも見ることはできませんでしたが、夜中に降った雨も上がったので、朝食までの間、登山者のいない入笠湿原を散策しました。

朝もやで濡れるスズランは可憐ですね😍

湿原を登り、ゴンドラの乗り場までの間、樹林帯が広がります。朝もやのなか、鳥の鳴き声が気持ちよく響き渡ります🥰

山彦荘~入笠山

山彦荘出発

山彦荘前では、ズミの木が満開です。絶滅危惧種の「アツモリソウ」も保護されていました。

着替えなどの荷物は車において、空荷で入笠山に向かいます。

宿の人の「山頂はきっと晴れてるかな」の言葉を信じ、出発です。

山彦荘を出て沢沿いの道を歩いていくと、クリンソウ群落があります。

お花畑

マナスル山荘の正面にお花畑の斜面が広がります。

歩道の周りにたくさんの草花が咲いていて、花の名前を教えてもらいながら歩くので、なかなか先に進めません。

サルオガセ

 お花畑を通りすぎ樹林帯に入ると、いたるところに 「サルオガセ( 樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣)」 が。こんなの初めて見た(感動❣)

入笠山山頂到着

緩い登山道をのんびり歩いて入笠山山頂に到着。のんびりお茶したり、昼食するには絶好の場所です。しかし、360度雲で真っ白。楽しみにしていた八ヶ岳も富士山も全く見えません。

下 山

登ってきた道とは違う岩場の登山道を下り、お花畑の脇を抜けてマナスル山荘へ到着。

マナスル山荘で、名物のビーフシチューを食べたかったなあ。

途中、ヤマツツジが見事に咲いていました。

 のんびり歩いても昼前に下山。今回の山行は、歩いている時間より、車に乗っている時間の方がはるかに長かったけど、たくさんの可憐な花に出合え充実した山行でした。また、違う時期に来てみたいです。遠いけど(笑)


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