2019年9月11日(水)~9月14日(土)
参加者:男3名 女3名 計6名
コースタイム:
9/11晴れ 9:30神戸=15:00富山・民宿
9/12晴れ 電鉄富山6:12=7:10上市=タクシー=馬場島7:30~13:30早月小屋
9/13晴れ 早月小屋5:30~8:50劔岳9:30~9:50カニの横ばい~11:30前劔~15:00劒沢小屋
9/14晴れ 劒沢小屋6:15~7:25別山乗越~雷鳥沢~10:00みくりが池温泉~10:19室堂=立山=電鉄富山=19:30神戸
天気を考慮して出発を1日遅らせ満を持して挑んだ劔岳は期待に十分に応えてくれた。北アルプス3大急登の一つである早月尾根を登った。初日は標高741mの馬場島から2200mの早月小屋まで1500mほどの上りだ。登山口すぐから急登が始まり立山杉の巨木の間を根っこの階段を登る。小屋が近づくと鎖のかかった岩場が出てきた。小屋直前のヘリポートで八峰の絶景を楽しみながらゆっくりコーヒータイムを味わった。翌日は小屋の助六弁当をザックに山頂を目指した。標高2800m辺りから劔岳の醍醐味、岩の殿堂に入った。足元が切れ落ちた獅子頭の岩場、カニのはさみ、別山尾根への分岐を越えるといよいよ山頂に到達。良く晴れた山頂には息をのむ絶景が待っていた。槍ヶ岳、水晶岳、笠ヶ岳、薬師岳、立山三山、後ろ立山連峰・・・。360度の展望を満喫し、下り専用のカニの横ばいに。13の鎖が待っていた。10番鎖、垂直の梯子、8,7,6,5番鎖とこなし、前劔に到着。下り、登りの一方通行はここまで。4番3番鎖、今にも崩れそうな前劔大岩を越えたら一服劔だ。ここからの五竜岳、鹿島槍などの後ろ立山連峰の景色は抜群であった。赤い屋根の劒沢小屋を麓にした別山には「うわ~綺麗~」。急勾配のガレとザレ場を過ぎるとやっと緑が現れ剱山荘に。そこから20分ほどで今日の宿劒沢小屋に。なんと嬉しいことにシャワー付きだ。揚げたてのとんかつに舌鼓を打つ。最終日は雷鳥沢の景色を楽しみながら室堂迄歩く。みくりが池温泉が故障で入れなかったのが残念だったが、感激いっぱい大大満足の劒岳登山であった。