2021年7月27日(火)~8月1日(日)
参加者:男4名 女3名 計7名
7/27:神戸空港9:10=11:00新千歳空港=(レンタカー)=14:30夕張ユースホステル
①夕張岳
7/28(水)晴れ:宿4:00=5:10登山口~(冷水コース)~6:45馬の背コース合流点~7:35望岳台~8:40ガマ岩~9:40神社~9:50夕張岳山頂~
11:50望岳台~12:30馬の背コース合流点~13:32夕張ヒュッテ~13:40登山口
北海道シリーズ第4回目の初日は花の百名山夕張岳から。北海道で見られる高山植物のほぼ全部を見ることができ、その数は600種以上とも言われている。また日本最大の蛇紋岩の分布地域で蛇紋岩メランジュという珍しい地層から山全体が国の天然記念物に指定されている。登山道は時々蛇紋岩があるが木の階段や木道などでよく整備されていて歩き易い。望岳台で眼前にそびえる滝の沢岳や明日登る芦別岳などを眺めながらひと息つく。岩峰の前岳を巻きながら歩くと高山植物が次々を現れてシャッターを切るのに忙しい。大岩のガマ岩周辺の蛇紋岩メランジュ帯を横目にお花畑の中を歩く。ワタスゲの中を抜けると小さな祠の夕張山頂神社に。ここからハイマツの急登を抜けると山頂だ。下山は樹林帯の馬の背コース、夕張岳ヒュッテ手前の清水で汗を流し人心地ついた。
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![]() 絶景なり |
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②芦別岳
7月29日(木)曇り一時雨:登山口4:20~5:40見晴台~6:30鶯谷~7:20半面山~8:25雲峰山~9:30芦別山~10:30雲峰山~11:35半面山~12:35見晴台~14:10登山口
登り始めて間もなくから汗が流れだす。YAMAPで確認すると130とかなりのペースオーバー。半面山で2人がダウン。お腹を満たしながらゆっくり休憩する間に回復したのでペースを落として歩き出す。雲峰山からは登山道が整備されてなく薮やハイマツに覆われていてそれらを掻き分けながら進むのに一苦労した。荒々しい岩場を上り詰めたら山頂。全員で登頂できて何よりだ。昨日登った夕張岳が雲間に覗いていた。チングルマの咲き乱れる岩場を下りもと来た道を下山。雲峰山を越えたあたりから雨が。ザックカバーだけを付けて歩き出すが雨足が強くなり合羽を着たり、傘をさしたりして歩くと1時間ほどで上がった。半面山からはいたずらに長く感じた。
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③富良野岳&十勝岳
7月31日(金)晴れ:十勝岳温泉登山口5:35~6:05上ホロ分岐~8:35富良野岳~10:45三峰山~11:35上富良野岳~12:05上ホロカメットク山~12:20上ホロ避難小屋~13:10十勝岳~15:00十勝岳避難小屋~16:00望岳台
最後の日に最高の天気と最高の景色が待っていました。富良野岳は花の百名山の名に相応しく高山植物が咲き乱れていました。木段下の展望広場にザックをデポして山頂へ。足元には百花繚乱の花々、目を挙げると噴煙たなびく十勝岳、そこに続く美しい稜線、筆舌に尽くしがたいとはこんな風景をいうのでしょうか。途中で出会った人が「下山するのがもったいない天気なので美瑛岳まで行きます」と言ったのに触発されて(?)私たちも2年前に登った十勝岳まで足を延ばすことにしました。上富良野岳で下山する2人と別れて立ち上る噴煙を見ながら、火山が作った断層の絶景に目を見張り山頂へ。下山は昭和火口、安政火口の間を火山灰を踏みながら先に下りた2人が待つ望岳台へゴール、10時間余りの長い一日でしたが大満足の山旅でした。
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8月1日(日)晴れ
空港へ行く途中に立ち寄った二風谷コタンでアイヌ文化に触れてきました。
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