日程 3月21日(金)〜23日(日)
参加メンバー 男3人 女4人
コースタイム
1日目 八ヶ岳山荘0855〜美濃戸山荘1030〜1040行者小屋1355〜1405中山展望台1415〜1440赤岳鉱泉
2日目 赤岳鉱泉0650〜行者小屋0720〜0905文三郎尾根分岐1010〜キレット分岐0930〜0953赤岳1015〜キレット分岐1056〜1155行者小屋1210〜1240赤岳鉱泉
3日目 赤岳鉱泉0650〜0815美濃戸山荘〜0908八ヶ岳山荘
赤岳山頂に登る日は快晴で、気温も少し高く感じられた。ただ、すれ違う登山者と会話すると、物凄い暴風で山頂には向かえず引き返してきたという声が多い。
我々も樹林帯を抜けて中岳分岐のあたりで、身体が吹き飛ばされるほどの暴風の洗礼を浴びた。氷の粒が混じった地吹雪がバラクラバの隙間から顔にあたり、冷たく痛い。
耐風姿勢を取りながら、風が弱まった隙間に少しずつ進む。暴風により表面の雪が吹き飛ばされて、氷と岩が剥き出しとなったところを慎重にアイゼンとピッケルを効かせながら山頂にたどり着いた。
山頂では風が一段と強く感じられ、更に難易度を増す横岳に向かうことは諦めざるを得なかった。
樹林帯に向かうまで風の勢いは弱まることはなかったが、そのころにはこの強風をもう少し味わい続けたいのと同時に、次は横岳から硫黄岳まで行こうという思いを強くした。
予定より早めに赤岳鉱泉に到着し、アイスキャンディーの練習をしたいなぁと思いながら、夜まで反省会が続いた。
なお、テント場も夜中は強風で、ゴォーという風の音が気になった。近くのテントは竹ペグをしていないせいか、横転して吹き飛ばされかけていた。