10月18日(木)~21日(日) 天気 晴
男性3名女性3名計6名で参加 憧れの下ノ廊下を目指して、芦屋、高御位山で何度もトレーニングを積んでこの日を待った。天気だけが心配、滑ったら一巻の終わりだからだ。台風もどちらに向いてくるか、間際までヒヤヒヤ。全く幸運にも晴れだった。
1日目移動日
2日目 ロッジくろよん5:40➞ダム直下7:00➞内蔵助谷出合8:05~8:16➞黒部別山谷出合10:57➞白竜峡11:43➞十字峡13:05➞東谷吊り橋14:55~15:05➞仙人ダム15:20➞阿曽原温泉小屋16:30(泊)
下ノ廊下は日本屈指の渓谷で自然条件の最も厳しいところ、毎年崩落があり雪解けの条件によりコースが変わる。今年は大きな崩落がありそこの補修がすまないと渓谷に入れなかったらしい。歩き始めて左側の山から落ちてくる沢はすべて雪が溶けているので、いちいち河原まで下りて又登らねばならず、深い別山谷出合は上方のボルトまでロープがフィックスされていた。対岸の紅葉にも目を向けるが足元もおろそかにできず丸太の階段で高巻したり又下ったり、これの繰り返しだが、下ノ廊下を歩いているという実感がうれしい。
阿曽原小屋は丁度定員ぐらいで、一人1枚の布団が当たった。露天風呂までは歩きにくい道を10分程かかる。夜の交流も楽しい。
ダム上部よりこれから辿る道を望む ここが出発点(放水は15日で終了)
紅葉が始まり岩に刻まれたコース 新越沢の滝
河中に残るスノーブリッジ こんな感じの道を行く
今年大きな崩落後に作られた桟道 十字峡に落ち込む流れ
十字峡吊り橋 半月峡上部
黒四地下発電所送電口 東山吊り橋
仙人ダム やっと阿曽原小屋に到着
3日目 阿曽原温泉小屋7:00➞折尾谷8:57➞志合谷10:30➞欅平上部12:40~
13:02➞欅平13:53➞祖母谷温泉14:58(泊)
先ずは登りがあり、その後は長い長い水平歩道を歩く、がけをへつってくれた先人の苦労が思いやられるが昔は丸太だけを上からつるしてそこを歩いていた時代の名残もあった。天気が良いので鹿島槍とか白馬山系が見える。ゆっくりとこのコースを楽しんだ。欅平までは350Mの急降下、やっとトロッコの駅に降り立ちほっとする。そこから祖母谷温泉に泊まり今回の山行の楽しかった話が尽きなかった。
4日目 帰神
阿曽原小屋の主人佐々木さん 元富山県警山岳救助隊員 阿曽原温泉の湯けむりにさようなら
折尾谷の滝 大太鼓と呼ばれている
奥鐘山 これが2時間ほども見える 頭上にも注意
志合谷に到る 初冠雪の山 白馬か
鹿島槍 八峰キレット
欅平駅についてバンザーイ 祖母谷温泉