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  • 剱岳(早月尾根)

    日時:8月5日(日)~8月7日(水)

    参加者:男性2名

    コースタイム:                                 1日目 電鉄富山駅6:53=🚃=7:21上市駅=🚕=8:00馬場島~9:00松尾平~ 13:00早川小屋                                2日目 早月小屋5:30~8:20カニのハサミ~9:10剱岳~9:40カニのヨコバイ~ 10:20前剱~11:25一服剱~11:50剱沢小屋                   3日目 剱沢小屋5:40~6:40剱御前小屋~7:20浄土橋~7:50雷鳥荘~8:10みくりが池~8:20室堂8:40=🚌・🚊=電鉄立山駅10:00=🚃=11:04電鉄富山駅

    初日の早川尾根は北アルプス3大急登の一つである上に、蒸し暑さも加わり早月小屋に着くまでに3本のペットボトルを飲み干すほど、予想以上に体力を消耗した。その分小屋での一杯は至福のひと時。翌日は霧とともに気分も晴れ、難路と思われていた岩場を登り切りると、剱岳山頂からの絶景は格別。みるみる雲が沸き上がってきたが暫く見飽きることもなかった。下山時はカニのヨコバイなど緊張する岩場や滑りそうな坂道もあったが、予定より早く剱沢小屋に到着。男二人ということもあり、夕食まで酒盛りで剱岳登頂の余韻を楽しんだ。翌朝、小屋から眺めた剱岳の全容も迫力があって感動。後ろ髪を引かれながら別山乗越を越えて雷鳥平へ。そこからの登り返しが意外と堪えたが、見慣れた立山も何かしら美しく見えた。初日、馬場島の石碑に彫られていた”試練と憧れ”そのものの山行だった。

                                         

    黒い岩、青い空、白い雲(ちょっと多すぎるが)のコントラスト。超気持ちエエ!
    剱沢小屋を出て帰途につく。振り返るとほれぼれとする剱岳。
    “さよーならまたいつか~♪”
    見慣れたはずの立山もまたきれい。

  • 北岳(間ノ岳)

    日程  8月13日(火)~16日(金)

    参加者  男性2名 女性4名 計 6名

    コースタイム                                                      8月13日 神戸 7:00 =🚗=15:00芦安温泉=🚗=16:00広河原山荘(泊)

    8月14日 広河原山荘 5:15~8:15白根御池小屋8:45~12:30北岳肩の小屋13:50~北岳山頂目前(引き返し)~北岳肩の小屋(泊)

    8月15日 肩の小屋6:10~7:00北岳7:25~7:50肩の小屋~11:10白根御池小屋12:00~14:35広河原=🚗=16:00芦安旅館(泊)

    8月16日 芦安旅館=🚗=お土産屋=🚗=18:00神戸

    8月14日

    朝一番は、予想外に天気が良く  ルンルン気分で出発!!

     白根御池小屋からは、急登の”草すべりコース”を避け二俣へ。そこから右俣コースで肩の小屋経由で北岳山頂を目指す。                                                                                              

    二俣に到着。ここから厳しい始まる始まる

    小太郎尾根分岐で昼食を予定していたら雨が降り出す。雨はあっと言う間に強くなり、昼食どころではなくなる。レインを着て急いで避難開始。大雨の中約1時間で肩の小屋に到着。

    肩の小屋で約1時間半、昼食と雨宿り。雨雲レーダーで小雨になるまで待機。

    小雨になったので、北岳を越えて北岳山荘を目指し出発したものの、北岳山頂の手前で雷鳴。

    それぞれ距離を取り岩陰で雷の通過を待つも雷は益々強くなり、稲光も。やむなく肩の小屋に引き返す。

    肩の小屋に宿泊を申し込みし、予約していた北岳山荘のはキャンセルの連絡。宿泊代は事前に振り込んでいたが天候の関係でのキャンセルはOKとのこと。

    明日の、間ノ岳までの縦走は諦め、北岳までの登山を変更。 

    8月15日(木)

    昨日の雨も止んで、鳳凰三山の先からご来光。

    南には富士山。北には仙丈ヶ岳。その東には甲斐駒ヶ岳。

    ぐるりと四方は、有名な山に囲まれ絶景。 

    昨日、雷の中待機していた岩を通過し、いよいよ北岳山頂へ。

    また、ガスが出てきて見晴らしは今一歩。

    荷物を小屋にデポ。楽に登れて最高!


  • 表銀座縦走

    日時:8月8日(木)~8月12日(月)

    参加者:男性2名、女性4名

    コースタイム:8/8(木) ☀三ノ宮駅ロータリー18:00=🚗=24:00梓川SA(車中泊)

    8/9(金) ☀梓川SA4:30=🚗=5:00南案タクシー(車は沢渡に回送)=中房温泉登山口6:23~10:00合戦小屋~11:24燕山荘~12:55燕岳~13:26燕山荘

    8/10(土) ☀燕山荘5:35~9:30大天荘~9:45大天井岳~10:43大天井ヒュッテ~14:50西岳~15:08ヒュッテ西岳

    8/11(日) ☀ヒュッテ西岳4:55~8:33ヒュッテ大槍~9:52槍ヶ岳山荘~11:26槍ヶ岳~13:47殺生ヒュッテ

    8/12(月) ☀殺生ヒュッテ4:55~7:01天狗池~9:31槍沢ロッジ~12:09徳沢園~13:57上高地バスターミナル15:30=🚎=沢渡16:30=🚗=22:45三ノ宮駅

    天狗池に映る逆さ槍ヶ岳

    槍ヶ岳様に会うために やって参りました

    樹林帯を抜けると高山植物の花の咲く気持の良い道となる

    初心者にもやさしい山、燕岳で北アルプス スタート

    晴天の中 目にする槍・穂高連峰のダイナミックな山の景色に心を震わせます


  • 北アルプス最深部・雲ノ平(富山県)

    日時:2024年8月9日~8月14日

    参加者:女性6名

    コースタイム:

    1日目/8:43折立薬師岳登山口~11:00三角点~12:50五光岩ベンチ~14:00太郎平小屋

    2日目/5:07太郎平小屋~8:08薬師沢小屋8:48~15:20高天原峠~16:30高天原山荘

    3日目/6:03高天原山荘~10:53雲ノ平山荘~12:35アラスカ庭園~14:20薬師沢小屋

    4日目/5:10薬師沢小屋~8:57太郎平小屋9:35~12:30三角点~14:14折立

    パーティーは女性のみ6名。ゆっくり楽しく歩こうと計画した。

    台風の影響もあり天気が少し心配だった。太郎平小屋で富山県警レスキュー隊の方の「明日は晴れ」の言葉に安心した。二日目、薬師沢小屋の吊り橋を渡り黒部川に沿って大きな石を乗り越え沢を渡る。随所に徒渉、ハシゴそして嫌になるほどの激登りが峠まで続き大変だったが、今回の目的の一つ、山奥の露天風呂で三日月を見ながら疲れをランプの.ランプの宿のランプも消え、その夜は天の川や夏の大三角が見える満天の星空だった。  三日目も上天気、水晶、赤牛、薬師と大きな山々を見ながら雲ノ平山荘に。そこではアイスを食べたりと充分な休憩をした。雲ノ平は本当に平で木道を日傘をさして歩く登山者に何人か出合った。アラスカ庭園を過ぎ木道が終わると今度は激下りが待っていた。そこを登ってきた方のアドバイスで全員ストックをしまう。下れど下れど終わりが見えない。後から降りてくる人が「ここはシンドイですね、気を付けて」と励ましてくれドンドン下って行った。しばらくして沢の音が聞こえてきた時はほっとしたが足はガクガクだった。吊り橋を渡って最後の小屋に入る。四日目は太郎平小屋を経て来た道を帰る。色々な要素を改めて経験出来た山行でした。大変だったけど好天に恵まれチームワークも良く素敵な山行でした。


  • 燕岳常念岳縦走

    燕山荘から常念岳への縦走路

    日時:2024年8月2日(金)~5日(月)

    参加者:女性4名  計4名

    コースタイム:新神戸=名古屋=松本=穂高=有明荘(泊)

    1日目(8/3):中房登山口5:32~6:06第1ベンチ~6:46第2ベンチ~7:22第3ベンチ~8:04富士見ベンチ~8:59合戦小屋~10:26燕山荘~11:47いるか岩~12:11燕岳~12:55燕山荘(泊)

    2日目(8/4):燕山荘5:09~5:39蛙岩~6:02大下りの頭~7:58小林喜作レリーフ~8:47大天荘~9:18大天井岳~9:34大天荘~10:41東天井岳~12:40常念小屋~14:53常念岳~16:20常念小屋(泊)

    3日目(8/5):常念小屋6:03~8:45大滝ベンチ~9:34山ノ神~9:50一ノ沢登山口=石楠花の湯=穂高=松本=名古屋=18:27新大阪

    当初6名で行くはずだったが、それぞれの事情で4名で行くこととなり、多少の淋しさを覚えつつも2名の分も頑張ろうという気概を持って臨んだ。

    縦走は初めてというメンバーもいた。2日目の常念小屋から常念岳に登るときにみんなでまず話し合った。予定通り今日行くのか明日に伸ばすのか。天気予報も合わせ考え、疲れているけれども今日頑張って登ろうということになり、アミノバイタルを飲んで再出発した。時間は十分ある。

    登りだして、「こんなに岩場の山だったんだ!」と気づかされた。

    そして、もうすぐ頂上と思いきや、その先があった。

    やっと頂上。頂上は狭い。奥穂高のようだ。「つばくろから登って来ました!」と心の中で叫ぶ。

    縦走路では雷鳥にも出会い、とても近い距離で親子の雷鳥にも出会うことができ、クークーと鳴く声まで聞くことができたのがみんなの励ましになった。