
日時:2023年10月31日(火)~11月2日(木)
参加者:男7名 女5名 計12名
コースタイム:10/31 六甲アイランドフェリー乗り場19:00出航
11/1 6:20大分港~JR大分駅6:48=JR別府駅 西口7:37=バス=8:20由布岳正面登山口8:35~9:20合野越(ごうやごし)~10:30マタエ~11:00由布岳西峰11:15~12:05東峰12:40~マタエ~合野越~14:30西登山口~JR由布院駅16:01=17:17JR西大分駅~大分港19:20出航
11/2 6:40六甲アイランドフエリー乗り場
由布岳は阿蘇・くじゅう国立公園の北端に位置し、双耳峰を持つ優美な山容は豊後富士とも呼ばれる。今回は5月に延期となった山行のリベンジであったが、晴れ渡った空が高く感じられる最高の登山日よりであった。草原や紅葉の中を、中腹からは眼下の由布院やくじゅうの山並みを楽しんだ後、お鉢から西峰へのルートには鉛直に近い岩壁登りで緊張を強いられる難所もあったが、山頂からは360度の大パノラマを満喫。そこから急降下・急上昇し、東峰を経てお鉢一周。下山はペースアップした結果、余裕をもって由布院に到着。イメージと全く異なる町並みに驚いた。
10/31夜、定刻通りフェリー出航。夕食後、デッキからいつもとは違う神戸の夜景を眺める。お風呂に浸かって就寝。翌朝も快晴。心が躍る。
神戸港を出航
舞子方面の夜景真珠のネックレス? 翌朝の日の出
(大分港)
11/1朝、港からJRとバスを乗り継ぎ、由布岳正面登山口に到着。雲一つない真っ青な空に個性的な由布岳が映える。草原 、紅葉を抜けると息を飲む景色が待っていた。
由布岳(右)と飯盛ケ城(左)
天気は最高! さあ出発…
アレ? 一人いないぞ
草原からスタート 紅葉の中を軽快に登る 眼下にには由布院
遠景は九重山(黒岩山)
マタエ(お鉢の始点)で岩登りの準備。まずは試しの鎖場。その後、今回のハイライトとなる垂直の岩場にチャレンジしスリルを味わう。(念のためにハーネスにロープを繋ぐと安心)
お鉢に到着
チェストハーネス装着いよいよ岩登り開始 まだ序の口
二つ目の岩場「障子戸」
今回最大の難所落ち着いてゆっくりと
スリル満点
(みんなで登れば怖くない?)
先輩が見守る中、最後まで気を緩めずに!
無事、全員西峰登頂。ほっと一息。周囲は大パノラマ。


東峰へは滑りやすい激下りの道。”どこまで下るんだ~”。 鞍部からは急な登り。手足を目いっぱい使って登るところも。
東峰への鞍部。急降下の後急登。 東峰登頂!
お鉢を周回してマタエに戻り、そこからは 電車に間に合うよう スタスタと結構なペースで下山。林を抜けると、思いがけず美しい草原/牧草地に出会い感動。余裕をもって由布院側の西登山口に到着。ゆっくり町を散策しながら駅に向かう。”へー、こんな町だったのかぁ”

ヤマラッキョウ リンドウ ノコンギク(?)
由布院に到着。
様々なショップに外国人観光客が一杯
振り返るとカエルの頭のような由布岳ここには入ってみたかったが・・・
船中2泊の弾丸ツアーであり、たった1日の登山であったが、最高の天気に恵まれ、九州らしい秋の景色を楽しみ、ちょっとした岩登りのスリルを味わい、由布院の散策も出来た。一人では躊躇するような場所もみんなで行けることも当会の良さ。中身の濃い、しかも財布に優しい山行であった。