黒河道(高野山参詣道)

日程:2023年3月5日(日) 晴れ

参加人数:男性7人、女性12人、計19名

コースタイム:神戸等各所=8:40南海高野線橋本駅9:00~9:20定福寺9:30~(昼食)~12:50久保田和の地蔵(くどやま森の童話館)13:00~14:10粉撞峠14:15~一本杉(コーヒー休憩)~15:40奥の院一の橋~16:15壇上伽藍~17:21(バス)高野山駅(ケーブルカー)極楽橋駅(南海高野線)新今宮・難波

黒河道(くろこみち)

昨年の高野参詣道「町石道」に続き、今年は「黒河道」を登ってお大師さんにお詣りです。

黒河道は、「高野七口」といわれる高野山黒河口への参詣道で、南海高野線の橋本駅から真南に高野山へ向かう約16.5kmの参詣道。峠越えや起伏のある登山道ですが、石仏や祠が佇み、雑木林や渓流など古道の風景を楽しむことができます。

また、太閤豊臣秀吉が、急な雷雨をお大師の怒りと感じ、黒河道を馬で駆け下りたという伝説のある参詣道です。

眼下に橋本の市街地(五軒畑岩掛観音の展望台)

定福寺~市平橋

 暖かい春の日差しの中、橋本駅から紀の川を渡り、黒河道の起点である定福寺へ向かいます。

定福寺(本尊阿弥陀如来坐像)で、参詣の安全を祈願し、高野山のスタンプラリーのスタンプもget。

参詣道には、約500mごとに26の番号道標があり、これを目印に高野山を目指して出発‼️。

定福寺周辺は、水仙、椿、梅が満開です。のどかな春の里山を堪能。

しばらく柿畑の急坂を登ると、③五軒畑岩掛観音に到着。ここの展望台から橋本市街が一望できます。(黒河道はずっと山中を歩くので、ここが唯一の展望スポットです)

⑥明神ケ田和までずっと登り🥵。

明神ケ田和で大きく下ると、清々しい渓流沿いの道を⑪市平橋まで緩やかに下ります🥰

市平橋~粉撞峠

⑪市平橋から⑲くどやま森の童話館(旧久保小学校跡)まで登り坂🥵🥵🥵が続きます。

途中、市平集落の春日神社の⑫桂の木を経て、お腹が減ったので12時に昼食して再出発。

⑲くどやま森の童話館でトイレ休憩とスタンプget

スタンプを見逃し、戻ってきて押した人も。

茶堂跡まで緩やかな道が続いたが、㉑から㉔雪池山まで急な坂道が延々と続きます。番号道標の度に立ち休憩を繰り返し🥵🥵🥵、何とか登り切りました。

㉖粉撞(こつき)峠、粉撞地蔵に到着。

㉖の番号道標に到着すれば、奥の院に到着すると勘違いしていて、まだ1時間程歩かないといけないと知り愕然とする。気を取り直して、再出発。

粉撞峠~奥の院、壇上伽藍

粉撞地蔵は、高野山の結界を示す道しるべで、この先は、緩やかな道で苔蒸した木や岩が至るところにあり、神々しい参詣道です。

新緑の頃に、また歩きたい道です。

一本杉で車道に合流。黒河口女人堂跡へは向かわず、霊園をショートカットして奥の院に到着。壇上伽藍にも寄って、帰神。

朝早くから、電車に揺られ、山道を登って、皆さんご苦労さまです。

次回は、宿坊に泊まって、のんびり高野山を散策したいですね。


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