• カテゴリー別アーカイブ 講座・教室
  • 雪山ハイキング教室 比良・蛇谷ヶ峰

    日 時:2023年1月11日(水)

    参加者:男性3名、女性7名、計10名

    コースタイム:三ノ宮7:20=電車=8:56近江高島9:04=バス=9:26畑バス停9:35~10:48横谷峠11:04~11:23荒谷峠11:30~11:45ボボフタ峠11:51~12:04滝谷ノ頭12:40~4:42蛇谷ヶ峰15:02~17:13朽木支所前バス停17:41=バス=18:15安曇川18:33=電車=21:48神戸三宮 (JR神戸線接触事故により新快速に遅れ。新大阪で快速に、大阪で阪急に乗換え、計約1時間遅れ。)

    当初、リトル比良でのハイキングが予定されてましたが、雪が少ないので蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね、901m)に変更となりました。蛇谷ヶ峰は比良山系北端にあり関西100名山の一つです。当日は比較的暖かく麓には全く雪がありませんでしたが、登るにつれ雪深くなり、アイゼン、キックステップなどを練習。それでもズボズボ踏み抜いたり、新雪を交代でラッセルしたり、最後は急斜面のラッセルワーク(両手でストックを横に持って雪面に押し付け、ひざ膝をついて登る)で登らざるを得ませんでした。予想以上の時間を費やし悪戦苦闘の果てには息を飲むような絶景が待っていました。充実の一日でした。

    比較的暖かくハイキングにはもってこいの日和でしたが、里には全く雪がなく、果たして「雪のハイキング」になるのか心配。

    登るにつれ次第に積雪も増し、皆の気持ちも高揚していきます。横谷峠の分岐でアイゼンを装着し気分も引き締めます。

    あたたかな日差しの中で昼食をすませたら、さあもう一息、と思いきや・・・・ツボ足、踏み抜き、雪だんご、そしてラッセル、ラッセル!

    山頂は目前

    十分に雪と戯れた/格闘した後のお土産/褒美は、真っ青な空の下、琵琶湖の遥か彼方に連なる名峰たち。北から百名山の白山、荒島岳、伊吹山。さらに伊吹山と対峙してそびえる霊仙山(鈴鹿山脈北端)。冬山ならでは絶景でした。

    頂上に足跡残して無事下山。お風呂に入る時間はありませんでしたが、バス停の待合室で暖を取り、小腹を満たしながら(含む、酒類)余韻に浸りました。皆さん、お疲れさまでした。


  • 雪のハイキング教室・六甲瑞宝寺谷西尾根

    2023年1月8日(日)晴れ

    参加者:男8名 女14名 計22名

    コースタイム:神鉄有馬温泉駅9:00~瑞宝寺公園(体操)9:45~10:02展望台~11:31六甲越~12:25最高峰12:39~14:21展望台~14:49瑞宝寺公園・解散

    アイゼン歩行実技2回目は恒例の有馬瑞宝寺公園からです。この道は日曜日でもハイカーが少ないので大勢での山行には最適です。風一つなく駅から公園まで歩いて来ただけで汗ばむくらいでした。最高峰山頂に雪があることを期待しつつ出発です。スタートのほんの数分は心地よい散歩道ですが、、、、。
    山頂到着で~す・笑顔がこぼれます

    アイゼン歩行練習も無事に終わりました。雪道も凍ったところもなくベテランの受講生には拍子抜けだったような。落ち葉の急坂ではアイゼンが役に立ちました。次回は本物の雪の上を歩きたいですね。


  • カシミール3D 講習会実施

    12月4日(日) 10:00~16:00 

    会事務所にてカシミールの講習会を実施しました。



    参加者は14名と大盛況で、事務所の中は満員状態。各自のパソコンを持込み、行きたい山の登山ルートと断面図作成しました。これからは、山行計画書作成にカシミール3Dで作成した地図を貼り付け、山行参加者全員がルートを把握し安全な山行が可能になるかな???

    忘れないように、今後は、継続的かつ積極的にカシミール3Dを使用する!・・・と、こころに誓っています。

    準備してもらった資料やCD

    出来た! 山行ルートの平面図
    山行ルートの断面図

  • 秋の観天望気(摩耶山)

    日時:令和4年11月6日(日)快晴

    参加者:男性13名 女性16名 (スロー 男性2名 女性3名)(一般 男性11名 女性13名)  

    コースタイム: 9:00新神戸駅9:30~雷声寺~学校林道分岐~行者堂跡地~縦走路合流~12:00掬星台13:00観天望気14:00~長峰霊園~15:10護国神社

    2022.4.春の観天望気に続き第2回目の秋の観天望気です。

    目的地の掬星台までは快晴過ぎて雲一つないお天気でしたが、昼食を終え勉強会の始まる13時過ぎには上空にたくさんの雲が発生しテキストの内容と同じ雲を見ながらの学びになりとてもよく理解することが出来ました。

    晴れ巻雲

    乾いた(薄い)感じ。天気に無関係のことが多い。

    大きく広がることなく次第に消散

    日本の上空には偏西風という西風が吹いているので通常、雲の流れは西から東へ流れていきます。

    積雲

    モコモコかたまり状の形の雲。

    形がはっきりしている。

    当日は見ることが出来ませんでしたが、雨巻雲の様々な種類や天候の予測など学ぶことが出来ました。

    また、おススメのお天気アプリや文献・ブログも紹介していただき、とても参考になりました。

    一般コース参加者のみの集合写真です。

  • 夏山修了山行:花の山 霊峰白山

    2022夏山登山教室修了山行のひとつは、花の山そして日本三大霊山の白山です。

    新型コロナ感染拡大と全国各地での災害級の雨で開催が危ぶまれましたが、大雨の間の晴れ模様で車2台に分乗し白山に向かいました。途中、白山登山の登拝道(越前禅定道)の起点である平泉寺白山神社で安全登山を祈願し、白峰温泉に前泊。翌日、市ノ瀬でシャトルバスに乗り換え、別当出合から砂防新道を登り室堂センター宿泊し、観光新道を下って別当出合に降りてくるコースです。

    大雨に見舞われることなく、覚え切れない位の可憐な花々に出合い、御前峰山頂で荘厳な夕焼けを堪能することができました。

    日 程:令和4年7月16日(土)~7月18日(祝)

    参加人数:男性5人、女性6人、計11名

    行 程:

    7/16 神戸市内各所=9:30若狭舞鶴道西紀IC(集合)=(中部縦貫道永平寺参道IC下車)=(永平寺・平泉寺白山神社・福井恐竜館を見学)=白峰温泉(宿泊) 

    7/17 白峰温泉6:10=6:20市ノ瀬=(バス)=6:50別当出合7:40~中飯場~甚之助避難小屋~12:30黒ボコ岩~13:25白山室堂(自然観察会に参加し、夕食後に御前峰登頂)

    7/18 白山室堂7:05~黒ボコ岩~8:30殿ケ池避難小屋8:50~10:05慶松平10:20~11:45別当出合12:40=(バス)=13:00市ノ瀬=(福井市内で入浴)=21:40神戸谷上駅(解散)

    別当出合~(砂防新道)~黒ボコ岩

     市ノ瀬からシャトルバスで移動中に大雨が降りだし、別当出合でしばらく雨宿り。ようやく雨も止み、レインウェアに身を包み、大きな鳥居をくぐり、長い吊り橋を渡って砂防新道を進みます。

    登山道は整備されて歩きやすく、中飯場、甚之助避難小屋ともトイレが綺麗で安心して歩けます。

    甚之助避難小屋を過ぎ、黒ボコ岩までの十二曲がりは視界も開け、しかも可憐な花々が満開🥰で、なかなか先に進みません。

    十二曲がりのお花畑

    黒ボコ岩~弥陀ケ原~白山室堂

    十二曲がりの急坂を花を楽しみながら進むと、大きな黒ボコ岩に到着。

    少し疲れましたが、お花畑の感動に気持ちがハイになって、黒ボコ岩によじ登り記念撮影です(危ないですよ)。

    黒ボコ岩から先は、弥陀ヶ原の長くて緩やかな木道を通って、宿泊地の室堂センターへ。木道沿いに、コバイケソウの群落とハクサンイチゲやクロユリが見られます。

    白山室堂~御前峰山頂(白山神社奥宮)

    室堂到着時には、ガスッて御前峰が全く見えません。

    しかし、夕食中に晴れ間が見えてきたので、山頂からの夕日を眺めるために、奥宮祈祷殿の裏から整備された自然観察路を通りハイマツの隙間を縫うように山頂を目指します。

    御神体の白山(御前峰)と白山神社奥宮祈祷殿
    天空のお花畑

    山頂での夕暮れ

    白山室堂~(観光新道・越前禅定道)~別当出合

     御来光の1時間前、奥宮の宮司さんが鳴らす太鼓を合図に御前峰を目指して登り始め、頂上で宮司さんの音頭により万歳三唱をし、御来光を祝うのが、恒例行事。

    しかし、この日は太鼓は鳴らず。
    計画では、山頂で御来光を眺め、翠ケ池や千蛇ケ池などのお池巡りをして室堂センターに戻って朝食をするはずでしたが、今朝は朝食の6時まで朝寝坊。
    昨日ピークハントしてるので、計画変更して、室堂から直接下山する ことに。

    霧の中、弥陀ケ原の木道を通り、黒ボコ岩の分岐を観光新道(越前禅定道)を直進します。殿ケ池避難小屋までの登山道(真砂坂周辺)は、ニッコウキスゲとイブキトラノオの大群落。こんなに真近に見たのは初めて😍
    でも小雨でゆっくり鑑賞できず、先を急ぎます(残念)
    途中、小さな雪渓も渡ります。

    ニッコウキスゲとイブキトラノオ

    別当出合への分岐、慶松平まで来るとようやく小雨も上がりました。

    慶松平から別当出合は、雨で滑る荒れた急坂を下ります。(今回の山行で一番の難所です)。しかも2日間の歩行で、膝と太ももがパンパンで、降りるのが辛い。

    アジサイやノリウツギが見え始めると登山道も緩やかになり、別当出合ももうすぐです。

    別当出合に、無事下山。

    女性陣は、余裕の下山のようで、吊り橋で楽しかった山行を振り返り祈念撮影。(私は、脚腰が限界で全く動けません)

    またこの時期に来て(天気の良い時に)、満開の花々と山容、御来光を見に来たいです。

    花の山 白山 最高です。