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  • 甲武信ヶ岳~金峰山~瑞牆山

    2023年10月25日(水)~10月29日(日)

    参加者:男2名 女3名  計5名

    9/25:東梅田24時(夜行高速バス)=6:48甲府駅

    夜中の1時ごろ、ウトウトし始めた途端酔っ払いのおじさんが何かで窓ガラスをたたき、突然わめきだした。ドライブインで車を止めてすったもんだの後でやっと警察に引き渡し出発したが1時間以上足止めされた上に殆ど寝れず。明日からに響かなければ良いが。

    9/26日(晴れ):甲武信ヶ岳登山口10:30~13:24戸渡尾根~16:14木賊山~16:49甲武信小屋

    案の定寝不足でペースが上がらず。それでも見事な紅葉に背を押され戸渡尾根の急登を登る。木賊山て前からなんと雪が。初雪と紅葉のコラボにテンションもマックス。

    9/27(晴れ):甲武信小屋6:21~6:33甲武信ヶ岳~8:29富士見~9:26両門の頭~10:24東梓~14:12国師ヶ岳~14:43前国師ヶ岳~15:45大弛小屋

    今日も良い天気。甲武信ヶ岳山頂から富士山がクッキリと!山頂からはヶラバの下り。滑らないように注意しながら樹林帯へ。富士見辺りまでは苔むす中を心地良い山道が続く。国師ヶ岳近くに来たら3㎝くらいの積雪。新雪をサクサク、、。大弛小屋への下りの木段にも雪がいっぱい積もっていたので滑らないように慎重に下りる。小屋では名物のおでんと肉鍋でほっこりした。夜も雪が降るとのこと。明日の予定の変更が必要になるかな。

    9/28(晴れ)大弛小屋6:00~7:03朝日岳~8:14鉄山~9:07金峰山~9:46五丈岩~11:23砂払ノ頭~13:00大日岩~14:32大日小屋~15:53富士見平小屋~16:55瑞牆山荘

    昨夜半にまた雪が降ったので瑞牆山は明日登ることにして朝はゆっくり出発。砂払の頭まではズーと岩場ばっかりなので気が抜けなくて疲れた。おまけに土曜日とあって登山者が多く道を譲ったり譲られたりでかなり時間もロスした。北奥千丈岳や夢の庭園にも寄り道。極めつけは大日岩、男性2人は岩のてっぺんまで登って大はしゃぎ!この日の宿瑞牆山荘は清潔感いっぱい、美味しい食事を頂いて3日ぶりにお風呂に入って明日に備える。

    9/29(晴れ)瑞牆山荘6:36~7:22 富士見平小屋~8:48瑞牆山~12:11瑞牆山荘

    朝ご飯をたっぷり食べてザックを宿にデポして瑞牆山へ!最高の天気に恵まれて岩峰もスイスイと登頂。山頂からの360度の展望と奇岩を満喫して後ろ髪を引かれながら下山。紅葉の下山路も心ウキウキ。大満足の4日間でした。


  • 秋晴れの由布岳お鉢巡り

    日時:2023年10月31日(火)~11月2日(木)

    参加者:男7名 女5名 計12名

    コースタイム:10/31 六甲アイランドフェリー乗り場19:00出航
    11/1 6:20大分港~JR大分駅6:48=JR別府駅 西口7:37=バス=8:20由布岳正面登山口8:35~9:20合野越(ごうやごし)~10:30マタエ~11:00由布岳西峰11:15~12:05東峰12:40~マタエ~合野越~14:30西登山口~JR由布院駅16:01=17:17JR西大分駅~大分港19:20出航
    11/2  6:40六甲アイランドフエリー乗り場

    由布岳は阿蘇・くじゅう国立公園の北端に位置し、双耳峰を持つ優美な山容は豊後富士とも呼ばれる。今回は5月に延期となった山行のリベンジであったが、晴れ渡った空が高く感じられる最高の登山日よりであった。草原や紅葉の中を、中腹からは眼下の由布院やくじゅうの山並みを楽しんだ後、お鉢から西峰へのルートには鉛直に近い岩壁登りで緊張を強いられる難所もあったが、山頂からは360度の大パノラマを満喫。そこから急降下・急上昇し、東峰を経てお鉢一周。下山はペースアップした結果、余裕をもって由布院に到着。イメージと全く異なる町並みに驚いた。

    10/31夜、定刻通りフェリー出航。夕食後、デッキからいつもとは違う神戸の夜景を眺める。お風呂に浸かって就寝。翌朝も快晴。心が躍る。

    11/1朝、港からJRとバスを乗り継ぎ、由布岳正面登山口に到着。雲一つない真っ青な空に個性的な由布岳が映える。草原 、紅葉を抜けると息を飲む景色が待っていた。

    マタエ(お鉢の始点)で岩登りの準備。まずは試しの鎖場。その後、今回のハイライトとなる垂直の岩場にチャレンジしスリルを味わう。(念のためにハーネスにロープを繋ぐと安心)

    南~西方向を望む。左に九重山。阿蘇はその奥(見えない)
    北~東方向を望む。中央やや右に東峰。 その左下には切戸。 中央奥は鶴見岳。

    東峰へは滑りやすい激下りの道。”どこまで下るんだ~”。 鞍部からは急な登り。手足を目いっぱい使って登るところも。

    お鉢を周回してマタエに戻り、そこからは 電車に間に合うよう スタスタと結構なペースで下山。林を抜けると、思いがけず美しい草原/牧草地に出会い感動。余裕をもって由布院側の西登山口に到着。ゆっくり町を散策しながら駅に向かう。”へー、こんな町だったのかぁ”

    合野越の分岐から西登山口コースを辿り由布院へ。嫋やかな草原のところどころに花々。

    船中2泊の弾丸ツアーであり、たった1日の登山であったが、最高の天気に恵まれ、九州らしい秋の景色を楽しみ、ちょっとした岩登りのスリルを味わい、由布院の散策も出来た。一人では躊躇するような場所もみんなで行けることも当会の良さ。中身の濃い、しかも財布に優しい山行であった。


  • 高御位山

    日時:2023年11月1日(水)晴れ

    参加者:男1名  女4名 計5名

    コースタイム:鹿島神社大鳥居駐車場9:21~9:53百閒岩~10:14別所奥山~10:38鷹ノ巣山~10:54桶居山分岐~11:43高御位山頂12:18~14:39鹿島神社駐車場

    標高300mの低山の高御位山。岩場歩きを楽しんできました。

    途中、ロープやスリングを使って、急斜面や足場の悪い斜面のトラバースの練習もし、充実した山行ができました。


  • 甲武信ケ岳、金峰山、瑞牆山縦走

    日時:2023年10月21日(土)~10月25日(水)

    参加者:男1名 女3名 計4名

    コースタイム:10/21 新大阪=甲府=塩山=一之橋温泉旅館

    10/22 宿=西沢渓谷8:12~徳ちゃん新道~戸渡尾根~14:15木賊山~14:33甲武信小屋

    10/23 甲武信小屋6:04~6:25甲武信ケ岳(こぶしがたけ)~8:50両門ノ頭~13:00国師ケ岳~14:07大弛小屋(おおだるみごや)

    10/24 大弛小屋6:24~7:55朝日岳~9:20金峰山(きんぷさん)~9:40五丈石~ 10:15金峰山小屋~11:40砂払ノ頭~大日岩~14:20富士見平小屋1

    10/25 富士見平小屋6:13~8:30瑞牆山(みずがきやま)~10:26富士見平小屋~11:20瑞牆山荘バス停11:30=韮崎=塩尻=18:10新大阪

    4日間、快晴でずっと富士山を見ながらの素晴らしい山行でした。

    今回の縦走は山小屋泊3泊。どの小屋も古いけれど趣のある印象深い小屋でした。そして何より天候に恵まれ、また、メンバーの一人が最後の瑞牆山で、100名山達成という快挙に立ち会うことができ、とても思い出深い山行となりました。

    1日目 電車・バスを乗り継ぎ、温泉旅館でゆっくり過ごす。料理がおいしかった。

    2日目 西沢渓谷からいよいよ登山開始。徳ちゃん新道~戸渡尾根を木の根をまたぎ、急登をゆっくりゆっくり歩いた。 

    3日目 100年近い歴史のある甲武信小屋をあとに、甲武信ケ岳をまずは目指し、その後アップダウンを繰り返しながらキツイ国師ケ岳をクリアして大弛小屋まで歩いた。

    一座目、登頂!

    4日目 当初の計画を変更し、瑞牆山に登るのは次の日にした。おかげでゆったりと余裕を持って楽しく歩くことができた。


  • 秋の御池岳・藤原岳

    御池岳の紅葉

    10月20日㈮~10月21日㈯

    【参加者】男性4名 女性6名

    10月20日(金) 各所から湖東SA集合8:30=9:30鞍掛トンネル東登山口9:40~

    10:00コグルミ谷登山口~11:50御池岳~12:55鈴北岳~鞍掛峠~14:00鞍掛登山口

    =国民宿舎湯の川ロッジ15:00(宿泊)

    10月21日㈯ 宿泊6:40=7:20藤原岳登山口7:30~10:00藤原山荘~10:30藤原岳

    ~11:30天狗岩~藤原山荘12:30~ 14:15 藤原岳登山口14:30=各車両帰宅

    10月20日(金) 曇り時々晴れ

    長期天気予報の10月20日雨予報は、ほぼ覆ることなく山行当日となった。今回の山行は3月雨天順延のリベンジ山行。さぁどんな天気と秋の山が我々を待ってくれているのでしょうか。ロードを歩いてコグルミ谷登山口から石灰岩の白い岩が点在する急登を登って、6合目迄は根性試しのような登りの連続。「きつい」の声が後ろで聞こえましたが、そこを頑張ったら御池岳から鈴北岳迄の尾根歩きはカルスト地形特有のドリーネ・カレンフェルトなどの凹地や石塔地形の中を、そして見える周りの木々や眺望は綺麗な紅葉に色づていて終始天候も守られた☆

    御池岳登頂!
    鈴北岳到着!空模様が怪しいのでここからは足早に下山☆

    10月21日㈯ 曇りのち雨

    前日宿に到着後雨模様に、しかし翌朝には雨は止み宿からは御在所岳に朝焼けが綺麗に映っていた。登山口へ向かう時刻には更に晴れ間もあり、予報では昼から晴れるはずに期待したい。雪山シーズンの藤原岳のルートと夏山ルートは8合目から違ってくる、今年はどんな登山道なんだろう。

    途中ですれ違う方に頂上の情報を聞くと、ガスと途中に猿軍団がいた!とのこと…サル?藤原岳にサルって居たの?今回で3回目軍団は聞いたことが無い、真相はいかに?!昨日の御池岳急登を登った健脚メンバー達には、藤原岳急登は「なんてことない!」感じ。しかし8合目からの赤土粘土のつるつる急斜面にトラバース、引っ掛かりのない石灰岩にはそれぞれが悪戦苦闘☆ 藤原小屋にデポして藤原岳と天狗岩へ向かう。☆サルは小屋から下った右手の茂みと林の中に居た!それも尋常じゃない数(威嚇する声が怖い。数が多いのは声で分かるが姿が見えないから尚更恐怖心がつのる)2匹の猿が私たちに向かって走って来たときは震え上がった!途中でサルの方が止まったけれど…体の毛は逆立って顔は真っ赤、歯をむき出して走ってくる姿…怖かった!それ以降は姿は見せずも威嚇する声はずっと茂みから聞こえていた。それからは全員一弾となって歩いた。藤原岳山頂へ向かう道もツルツルの急斜面が頂上まで続く、登りもだが、下りは更に滑る…。

    藤原岳登頂後天狗岩へ向かう頃から雨足が強くなった為、天狗岩も早々に引上げて小屋でゆっくり昼食を摂り、下山☆

    鳥居の前で☆
    9合目から見渡せる眺望☆伊勢湾も右手に☆空には雲が広がり…天気の変化が刻々と…

    粘土質の歩きにくい道も元気に登って 藤原岳登頂☆
    天狗岩に向けて一旦小屋迄下りますが、もれなくツルツル滑ります(汗)

    二日目は雨の中の下山となりましたが、全員無事に怪我もなく帰路に着きました。御池岳でリスに出会い(すばしっこくてあっという間に走りすぎた)威嚇する真っ赤な顔の猿にも出会い、道路端で出会ったサル軍団の数々…そして、カタツムリ軍団といえば、温かく迎えてくれた宿で楽しい宴も堪能しました☆