2022年2月23日(祝・水)曇り
参加者:男性4人、女性7人
コースタイム:
タクシー下車地9:20~9:37霊仙山登山口9:47~10:47ズコノバン10:53~11:49権現山(昼食)12:36~13:09ホッケ山13:21~13:58小女郎峠14:03~14:53蓬莱山15:02~15:24打見山16:01
JR堅田駅からタクシー3台に分乗し、霊仙山登山口へ向かうが、路面凍結のため登山口手前で下車し、アイゼンを装着して登山口まで約20分歩く。
登山口からはトレースのある緩やかな雪道が続く。ところどころ踏み抜いた穴もあったが、フラットフィッティングで慎重にズコノバンに向かう。
ズコノバンで水分補給休憩を行う。権現山から下山してくる登山者に山頂付近の雪の状態を確認すると、雪はたっぷりあるとのこと。
ズコノバンから権現山までは、樹林帯の急な斜面が続く。キックステップで足場を固めながら登っていく。
ようやく空が広がり権現山頂上に皆元気に到着。
山頂は風もなく穏やかで昼食休憩と記念撮影会 です。
権現山から先は、稜線に沿って蓬莱山を目指すことになるが、今日の登山者の多くは権現山から引き返しているようで、しっかりしたトレースがない。このためワカンを持参した人が先行してトレースをつくって足場を固め、そのあとをアイゼン組が続く。フワフワした雪道の樹林帯の尾根筋を抜けると、ホッケ山の登り斜面を登る。
ホッケ山の頂上は、見晴らしの良い所だが、ガスで眺望が悪く、かすかに蓬莱山が見えるだけ。しかも風が強くなって寒いので、先を急ぐ。
ホッケ山からは、トレースがますますなくなり、進む方向ははっきりしていてもどこを通ればいいのか分からない。雪に陥没しそうにないルートを探しながら、なんとか小女郎峠に到着。
小女郎峠からは、蓬莱山につながる雪原が広がる。時々日差しが差し込み、雪原が真っ白に輝き、気持ちも軽くなる。びわ湖バレーからのスノーハイクの人たちのつくったトレースを辿りながら蓬莱山頂上(スキー場)に到着。
スキー場コースの端を通り(もう一本外側のロープの端を通れとスキー場の監視員に怒られましたが)打見山山頂(ゴンドラ乗り場)に全員無事到着。
下山は、ゴンドラとバスで、JR志賀に到着。
今回の山行は、距離・難易度ともハイキングのレベルをはるかに超え、雪山初心者にとって大変な山行だったにちがいない。でもフカフカな雪道、眼下に広がる琵琶湖、日差しに輝く雪原、樹氷など雪山の魅力を感じて、満足してもらえたのでは。